【JLPT攻略】なぜ動詞を覚えると合格できる?N3とN2で変わる「動詞の形」徹底解説!

【JLPT攻略】なぜ動詞を覚えると合格できる?N3とN2で変わる「動詞の形」徹底解説!

みなさん、こんにちは! 日本語の勉強は順調ですか?
「漢字や名詞はたくさん覚えたのに、長文読解になると急に意味が取れなくなる…」
「聴解(リスニング)で、だれが何をしたのか聞き逃してしまう…」
そんな悩みを抱えていませんか?

❓「名詞は知っているのに、なぜかJLPTのスコアが伸びない…」
その原因、実は**「動詞(Verb)の力不足」**にあるかもしれません!

日本語の文において、一番大切な情報は「文末(動詞)」にあります。
今回は、動詞をマスターすることがJLPT合格にどう直結するのか、そしてN3レベルとN2レベルで動詞がどういう形で出題されるのかを分かりやすく解説します!

🌟 1. 動詞を覚えるとJLPTでどんなメリットがあるの?

① 「だれが何をしたか」が瞬時に見抜ける(読解・聴解のスピードUP)

日本語は主語(私、あなた、彼)がよく省略されます。主語がなくても、動詞の形(受身・使役・授受表現)を見れば**「だれの動作か」**が100%分かります。動詞に強い人は、長い読解問題でも迷子になりません。

② 文法問題(文末表現)の正答率が直結する

JLPTの文法問題は、ほとんどが「動詞の活用形+文法パターン(〜ざるを得ない、〜かねる、〜てたまらない)」の組み合わせです。動詞の形を正しく把握していれば、消去法で一瞬で正解が選べます。

③ 語彙の「用法(大問5)」で差をつけられる

留学生が一番落としやすいのが「語彙の正しい使い方を選ぶ問題」です。動詞は「どの助詞(を・に・が・と)と一緒に使うか」が決まっているため、動詞を正しく覚えることで確実に得点源にできます。

📘 2. N3レベル:動詞はどういう形で出てくる?

N3では、日常生活で使う動詞の**「基礎的な活用」**や**「動作のやり取り(授受・許可)」**、そして**「日常的な複合動詞」**が中心に出題されます。

【形1】 受身・使役・授受表現の組み合わせ

「だれがやったのか」を問う問題が頻出します。

  • 使役受身: 走る ➜ 走らされる(嫌だけど強制されて走る)
  • 授受の依頼: 手伝う ➜ 手伝っていただけませんか(相手にお願いする)
  • 許可の申し出: 書く ➜ 書かせていただけますか(自分が書く許可をもらう)

【形2】 日常的な「複合動詞(動詞+動詞)」

2つの動詞が合体した形です。後ろの動詞が「補助的な意味」を付け加えます。

  • 〜出す(急に始まる): 雨が降り出す / 泣き出す
  • 〜直す(もう一度する): レポートを書き直す / 考え直す
  • 〜切る(最後まで完了する): 本を読み切る / 疲れ切る

【形3】 自動詞と他動詞のペア

「が」を使うか「を」を使うかで意味が変わるペアが狙われます。

・ドア 開く(あく) ⇆ ドア 開ける(あける)
・予定 変わる ⇆ 予定 変える

📕 3. N2レベル:動詞はどうステップアップする?

N2になると、日常的な動作から一歩進み、**「抽象的な比喩表現」「ビジネス・改まった場面の動詞」「高度な複合動詞」**へと進化します。

特徴 N3レベルの形 N2レベルの形(進化版)
複合動詞 動きが具体的
(例:走り出す、作り直す
意味が抽象的・心理的
(例:思い詰める、見合わせる、受け止める
和語動詞の単語 日常の行動
(例:調べる、運ぶ、捨てる)
社会・ビジネスで使う和語
(例:補う損なう促す怠る
文法への接続 〜てみる、〜てしまう、〜やすい ます形+かねる / ぬく / かける
ない形+ざるを得ない / ずにいられない

⚠️ N2で留学生がつまずきやすい「抽象的な動詞」の例

  • 受け止める(うけとめる): ボールをキャッチするだけでなく、「現実や批判を真面目に聞く・認める」という意味で使われます。
  • 促す(うながす): 相手に「早く〜してください」と行動を勧める(例:注意を促す、出席を促す)。
  • 損なう(そこなう): 良い状態を壊してしまう(例:健康を損なう、機嫌を損なう)。

📝 実力試し!動詞ミニクイズ

【N3レベル問題】

急な雨が降ってきたので、今日の試合は途中で( )ことにした。

① やり直す
② 打ち切る
③ 持ち出す

👉 正解と解説を見る

正解:② 打ち切る(うちきる)

「打ち切る」は「続いていたことを途中でストップして終わらせる」という意味です。
※①「やり直す」=もう一度最初からする。
※③「持ち出す」=外へ持っていく。

【N2レベル問題】

忙しいのは分かるが、毎日の健康管理を( )はいけない。

① 怠って(おこたって)
② 損なって(そこなって)
③ 補って(おぎなって)

👉 正解と解説を見る

正解:① 怠って(おこたって)

「怠る(おこたる)」は「しなければならないことをサボる・注意を払わない」という意味です(健康管理を怠る / 努力を怠る)。
※②「損なう」=壊す(健康を損なう、なら可能ですが「健康管理を〜」には合いません)。
※③「補う」=足りないものを足す(不足を補う)。

💡 動詞を覚えるときの一番のコツ!

動詞は単語だけで覚えずに、「助詞+目的語」をセットにしたワンフレーズで声に出して覚えましょう!
(例:「怠る」単体ではなく「健康管理を怠る」と覚える)

次回からは、N3・N2で必ず出る重要動詞をテーマ別に紹介していきます。お楽しみに!

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