JLPT N3からN2はどのくらい難しい?
「N3に合格したから、次はN2を受けたい!」
そう考えている人も多いと思います。
でも、実際にN2の問題を見てみると、 「N3よりかなり難しい」 と感じる人も少なくありません。
このページでは、N3とN2にはどんな違いがあるのか、 そしてN2に合格するために何を勉強すればいいのかを、 やさしい日本語で説明します。
まず、N3とN2は何が違うの?
N3とN2の大きな違いは、 「知っている日本語の量」 と 「文章を理解する力」 です。
N3
日常生活でよく使う日本語を、ある程度理解できるレベルです。
学校生活やアルバイトなどで使う日本語も、 少しずつ理解できるようになります。
N2
日常生活だけではなく、 学校、仕事、ニュース、説明文など、 もっと広い場面の日本語を理解する力が必要です。
「言葉を知っている」だけではなく、 文章の意味を考える力も必要になります。
N2を受けた学生はどう感じた?
実際にJLPT N2を受けた学生からは、 次のような感想を聞くことがあります。
🗣️「聴解は、まだ何とかできました。」
🗣️「でも、語彙と文法が難しかったです。」
🗣️「読解は、言葉の意味が分からないと文章全体が分かりませんでした。」
この感想からも分かるように、 N2では特に 語彙・文法・読解 の力が重要になってきます。
① 語彙 ― 知らない言葉が増える
N3までは、普段の生活で聞いたことがある言葉もたくさん出てきます。
しかしN2になると、 学校や仕事、ニュースなどで使われる言葉も増えてきます。
漢字だけを覚えるのではなく、 「その言葉がどんな文章で使われるのか」 まで勉強しましょう。
例えば、新しい言葉を覚えたら、
「意味」→「読み方」→「例文」
の順番で覚えると効果的です。
② 文法 ― 意味が似ている表現に注意
N2では、似ている意味の文法がたくさん出てきます。
そのため、 「この文法の意味を知っています」 だけでは足りないことがあります。
大切なのは、 「この文章では、どの文法を使うのが一番自然か」 を考えることです。
文法の意味だけではなく、 前と後にどんな言葉が来るのか も確認しましょう。
③ 読解 ― 知識+考える力が必要
N2で「難しい」と感じる学生が多いのが読解です。
N2の読解では、文章を読むだけではありません。
- この人は何を言いたいのか
- なぜこの文章を書いたのか
- 筆者の一番大切な意見は何か
- 「これ」「それ」は何を意味しているのか
このようなことを考えながら読む必要があります。
そして、知らない言葉が多いと、 文章全体の意味を理解することも難しくなります。
だから、 読解だけを勉強するのではなく、語彙や文法の勉強も大切 なのです。
④ 聴解 ― 毎日の日本語が大きな練習になる
聴解については、 「読解や語彙・文法よりもできた」 と感じる学生もいます。
日本で生活している留学生は、 毎日、日本語を聞く機会があります。
学校、アルバイト、電車、店、テレビ、YouTubeなど、 いろいろな場所に日本語があります。
「今、何と言いましたか?」
「どういう意味ですか?」
と考えながら聞くと、もっと勉強になります。
N3に合格したら、すぐN2を受けても大丈夫?
もちろん、N2にチャレンジしても大丈夫です。
でも、 N3に合格した=すぐにN2に合格できる という意味ではありません。
N3とN2の間には、 覚えなければならない語彙・漢字・文法、 そして読む力の差があります。
そのため、まず自分が 「何ができて、何ができないのか」 を確認することが大切です。
N2を目指す人にしてほしいこと
- 📘 毎日、新しい語彙を少しずつ覚える
- ✏️ 文法は例文と一緒に覚える
- 📖 短い文章でもいいので毎日読む
- 🎧 日本語を毎日聞く
- 📰 ニュースや学校のお知らせも読んでみる
- ❓ 分からない言葉をそのままにしない
まとめ
JLPT N3からN2になると、 日本語の難しさは一段上がります。
特に、 語彙・文法・読解 では、しっかりした日本語の知識が必要になります。
でも、最初から全部できる必要はありません。
毎日少しずつ日本語を読んで、聞いて、覚える。
それを続けていけば、 N2の問題も少しずつ分かるようになります。
一緒にN2合格を目指して勉強していきましょう!
今日のチェック
最後に、自分で考えてみましょう。
Q1.
あなたが一番苦手なのはどれですか?
「語彙・文法・読解・聴解」
Q2.
毎日、日本語を読む時間はありますか?
Q3.
N2に合格したら、日本で何をしたいですか?
